シンポジウム「大阪ヴィジョン 歴史と文化のポテンシャル @北御堂」を開催しました

本部主催事業

2025年9月6日(土)に、シンポジウム「大阪ヴィジョン 歴史と文化のポテンシャル @北御堂」を開催しました。

本年は、会場を浄土真宗本願寺派 本願寺津村別院(北御堂)にご提供いただいての開催となりました。

基調講演として、大阪城天守閣館長 宮本浩次先生にご登壇いただきました。「大坂本願寺から大坂城、城下町へ」と題し、大阪の都市としての起源のひとつが大坂本願寺にあるということを前提に、大阪における文化や交流の発展についてご講演いただきました。また、報告では3名の先生方をお迎えし、芸術や文化の観点から具体的な研究報告をそれぞれお聞かせいただきました。

後半は「大阪の歴史・文化的ポテンシャル」を主題に、大阪大学総合学術博物館 副館長 船越幹央先生の進行のもと、ご講演いただいた先生方によるパネルディスカッションを座談会形式でおこないました。

 

【プログラム】

1.基調講演

・「大坂本願寺から大坂城、城下町へ」

― 宮本裕次 (大阪城天守閣 館長)

2.報告

<1>北御堂と朝鮮通信使・国際文化交流

― 波瀬山祥子(大阪大学総合学術博物館 研究支援推進員)

<2>船場派の美術から大大阪の時代まで

― 橋爪節也 (大阪大学名誉教授)

<3> 船場の街と近代建築

― 青山修司 (大阪住宅株式会社 専務取締役)

3. パネルディスカッション

・「大阪の歴史・文化的ポテンシャル」

― パネラー(五十音順):青山修司 / 橋爪節也 / 波瀬山祥子 / 宮本裕次

ファシリテーター:船越幹央

 

「大阪ヴィジョン 歴史と文化のポテンシャル @北御堂」

【共  催】(一財)大阪市コミュニティ協会/大阪大学総合学術博物館

【協  力】浄土真宗本願寺派 本願寺津村別院(北御堂)

専門学校 大阪デザイナー・アカデミー(デザイン画作成・提供)

【制作協力】コミュニティ・リゾート®